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四国八十八箇所巡り、いわゆるお遍路を計画しよう!

困難に立ち向かうことで、

人生が彩られる。

お遍路の旅行記

6日目(新居浜~琴平温泉)

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65番寺 三角寺
太い道路をそれて、ちょっと山の中に入ってくと存在する寺。


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雲辺寺にはロープウェイで行きます。



ロープウェイが目の前で行ってしまったので、20分待たないといけないことになった。




ロープウェイの移動距離がものすごい長く、太龍寺のロープウェイ並みに山奥にグングン入っていった。

むしろ、鉄柱とかの作りを見ると、同じ会社が作成したロープウェイのようにも感じる。


上の方に到着。


山頂に着くと、徳島と香川の県境に位置していることがわかる。




大量の像の横を坂を下っていくと、山門が見えてくる。










66番寺 雲辺寺


帰りのロープウェイ。
黒い丸のところまでロープウェイで行く。

相当長い距離を進むことがわかると思う。
歩き遍路の人はこの山の中を進んでいくと思われるので、本当にすごいと思う。






67番寺 大興寺

のどかなところだ。





68番寺 神恵院
69番寺 観音寺
68と69は同じ敷地に存在するので、参拝者にとってはラッキーポイントです。


またここでクソ坊主ほんまもんの人を発見。

自分と弘法大師先輩とガチの人の同行三人の旅です。




この寺の階段を上がり、坂を登って行くと、かなり有名な寛永通宝の砂絵を一望することができます。

砂絵は砂浜に直径30mくらいの大きさで描かれており、非常にでかいので高台から見るのが一番きれいに見える方法です。



砂絵の写真を撮ってもらうと、どうやらそのおじさんは仕事を辞めて(定年で?)東京から旅行に来ているらしく、この日は高知の方に向かうと言ってました。

今から自分の向かう方角からこのおじさんはやってきたので、話を聞いてみると、丸亀城という城が外から見る外壁が綺麗だということで、時間があれば行くことにしました。


おじさん。なんかかっこよかった。






70番寺 本山寺



写真を取ってると同行三人なので、あの人が現れました。





携帯で電話しながら庭掃除をする坊主。



71番寺 弥谷寺



108階段。
1歩ずつ煩悩を消せと言うのか。







お遍路のガイド本にはこの崖仏(がけに掘られた仏像)を88箇所の中でも、
見どころだと書いていた。
自分としてはそれほど感動はしなかったが。




ここいらでお腹が空いたので、近くにあるうどん屋に13時くらいに行った。

プレハブみたいなお店だが、うまいらしい。

お店の外観の写真を撮影して店に入ろうとしたら、店主が出てきて、

「麺が無くなったからこの日は閉店」

と言われた。

香川では人気のうどん屋になると、11時に開店して12時には麺がなくなって閉店するところもあるらしく、こういう部類の人気の店なんだなと思った。

駐車場で別のうどん屋を探していると、先に店主が車で出て行ってしまったので、
お店には自分1人ポツンと残されてさびしかった。

次にうどん屋を探していたら「百こ萬」というイヤらしい(?)名前の店が出てきたので、ここでいいやと思った。


しこしこうどん、とかまたいやらしい言葉を平気で使いやがります。

どうやらここもプレハブみたいな店だったので、さっきの人気の店同様にちょっと期待が持てます。



店に入り、メニューを見ると「しこぶっかけ」というイヤらしい(?)メニューがあったので、それを頼んだ。(若い女の子雇えば絶対変態が集まって利益出るよ)


しこぶっかけは麺が細いメニューとのことだ。

なんじゃこれ、めちゃくちゃうまいぞ。
香川県でうどんが消費される理由がよくわかった。
この旨さなら毎日でも食べるな。


しこぶっかけを終了したら、
次はなんと曼荼羅寺(まんだらじ)です!
こりゃ偶然だ(意味深)




72番寺 曼荼羅寺



うどんを食べたりして、参拝の時間はずれているはずなのに、
この人にまた会った。

同行三人すぎる。




73番寺 出釈迦寺




74番寺 甲山寺


建物の瓦の先端の方に「甲」という文字が刻まれている面白い寺。






75番寺 善通寺
善通寺市という市の名前にもなっているとても大きな寺。
本堂、大師堂ともにすごいが建物内の写真撮影禁止なので、目に焼き付けておくこと。




76番寺 金倉寺
醍醐天皇の勅命で作られた寺だそうです。




77番寺 道隆寺




78番寺 郷照寺


目が気持ち悪い。



ここも仏様(なくなられた人)を奉ってる場所があったが、
夕暮れで薄気味悪かったので入口から撮ってそそくさと出ました。


できれば次の79番寺まで行きたかったが、お寺の人に聞くとここから8kmくらい離れているというので、時間的に無理だと思い、この日はこの寺でラストにした。


17時で寺は終わりですが、周辺施設は17時以降もやっているので、いけるところにはいきます。
ゴールドタワーというタワーがあるらしいので、ちょいと行ってみました。


タワーのみで売りにしているわけではなく、複合のアミューズメント施設の1つとして展望室があると言った感じです。

タワーの展望室は寂れていて自分しかいませんでした。
香川県の町並みを一望できてなかなかよかったです。

高松の方を見ると瀬戸大橋や五色台(右側の山)が見える。




寛永通宝の砂絵のところで会ったおじさんが言ってた「丸亀城」が見える。
あとで寄れたら寄ろう。





偶然にもゴールドタワーに夕日が反射して本当にゴールドタワーになっているところを写真に撮ることができました。







丸亀城は営業時間的に中には入れないので、外からきれいな石垣を見るだけにしました。


ゴールドタワーからちょっと内陸部に入っていきますと
琴平町(ことひらまち)という場所があります。


そこは何が有名かと言うと、金刀比羅宮(ことひらぐう)という海上交通や交通安全に良しとされている神社で全国の金刀比羅神社、琴平神社の総本山である格式高い神社です。


通称「こんぴらさん」と呼ばれていて、地元の方々に親しまれています。

今日はこの金刀比羅宮の麓にある温泉街に泊まる予定なのです。
金刀比羅宮の麓の町は観光客がたくさんいて、そのストリートををゆっくり車で進んでいくと、琴参閣という馬鹿でかい旅館に到着しました。



この要塞旅館に泊まるのです。


こんな要塞を見たのは石川県の芦原温泉の加賀屋以来です。

ロビー。

受付を済ませて部屋に行こうとすると、受付の女の子が荷物を部屋まで運んでくれるといういかにも高級旅館っぽいことをしてくれた。

部屋に到着して、女の子に色々聞いた結果、
金刀比羅宮は朝5時からお守りの販売などしているので早めに行動できることと、
香川では、うどんだけじゃなく骨付き肉も割りと有名らしく近くに食べられるところがあるということを教えてもらった。

夜ご飯を決めてなかったので、早速骨付き肉を食べられる居酒屋のところまで行った。

まあ単純に居酒屋だった。
骨付き肉は肉が柔らかい若鶏としっかりした味の親鳥と2つあったので2つ頼んでおいた。あと香川県の郷土料理として、しょうゆ豆というのがあったので、それも頼んでおいた。


しょうゆ豆とビール。

そらまめを砂糖醤油で煮込んだ(?)もの。
そらまめの中まで砂糖醤油が浸透しているのでそらまめのエグミはなく、砂糖醤油をつけた餅を食べているような味だ。食感は豆だが。

4口目くらいで味の濃さに拒否反応が出てくる。
たくさんの人が1粒つまむのがうまいのだろう。これも残したかったが我慢して食べた。
豆が水分を奪い中々飲み込めないのでビールで流し混もうとするが最高にマズイ味に。
なんでこんなバツゲームうけてるんだろうと思った。


左が親鳥、右が若鶏。

皮はパリパリで餃子の羽を食べている感じだ。
基本的に肉汁と油の固まりなので素手で持つとかなり熱い。
やけどするかと思った。


若鳥はフライドチキンのような柔らかさだが、親鳥は食べたことのない固さの肉だった、
ゴムを噛んでるような食感で噛みきれない肉なので非常に不味い。
肉という輝かしい響きの物質でここまで苦痛を強いられるとは思わなかった。
あまりにも不味いので残した。



旅館に戻る。

旅館が美術館ってレベル。

















次の朝は早いので早めに寝た。

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1日目(徳島阿波踊り空港~室戸岬)

2日目(室戸岬~37番札所岩本寺)

3日目(37番札所岩本寺~愛南)

4日目(愛南~道後温泉)

5日目(道後温泉~新居浜)

6日目(新居浜~琴平)

7日目(琴平~高松)

8日目(高松~2番札所極楽寺)

9日目(2番札所極楽寺~徳島阿波踊り空港)

高野山でお遍路の締めくくり





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