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四国八十八箇所巡り、いわゆるお遍路を計画しよう!

困難に立ち向かうことで、

人生が彩られる。

お遍路の旅行記

4日目(愛南~道後温泉)

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この日は道後温泉までの寺を廻る必要があり、明らかに当初の計画だと失敗するので、計画を変更して急いで廻らないといけません。

朝7時に宇和島の方の41番寺に着くように朝5時30分に出発することにしました。
当初の予定ではお昼に41番寺と予定してましたが、1日目の旅の状況からすると無理です。


ホテルのフロントにいたうなぎ。

朝ホテルを出ようとすると、受付の人間がいない。
大きな声でフロントの裏の方に呼びかけても全く反応がありません。

仕方なく、部屋の鍵を置いて正面の出口からホテルを出ようとしましたが、
なんと自動扉がピクリとも動かず、手で開けようとしても開けられませんでした。

「完全に閉じ込められた!」

人の気配がなく、どうにかしてこのホテルから脱出しないといけないのでウロウロ何かないか探していたところ、裏口みたいな扉を発見し、そこの鍵を開けて裏口から外に脱出することができました。

今までフロントの人がいなくて、出口の扉が開かないなんてことは一度もホテルでなかったからかなり焦りました。

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そのまま予定通り41番寺龍光寺に7時に到着し、開いたばかりの納経所で墨書きをもらう良い時間配分です。





42番寺 仏木寺は41番寺から結構近いです。




仏木寺の納経を終え、次に向かおうとすると、先ほどタクシーで41番寺から42番寺にタクシーで向かっていたおじいさんが2人いました。

「交通機関が無さそうなこんな場所にタクシーで来て待ってるってことは相当困ってるだろうな」

と思っていると、案の定声をかけられたので、
次の43番寺明石寺 まで乗せてあげることにした。
あそこで待ってたらタクシーも通らないぞ。


長崎の五島列島というところからいらしていて区切り打ちでお遍路をしているそうで、
どうやらバスの時刻までかなり時間が空いていて困っていたと言っていた。

16年前は歩き遍路で全て廻ったらしいが、今は体力的に歩きは無理なので公共の交通機関を使って廻っているらしい。
公共機関の移動手段と言っても電車でもバスでも本数が少ないので、大変そうだ。


30分ほど話していると、明石寺まで着いたのでそこで降ろしてお別れをした。
そこの真ん中の2人。

旅の成功を祈る。


43番寺明石寺



木。





次の44番寺の大寶寺に着くまでに「内子町」という古風な町並みをしているところがあるということで、寄っていくことにした。



入口付近にある看板。


古い街並みが見える。























白壁がすごいところだったのか。



特に名産らしい名産も無く、町並みを歩いただけで終わった。


山道を登っていくと山を登ってきたとは思えないほど、普通の町が広がっていました。
普通の町すぎて、本当に山を登ってきたっけ?と思いました。
どうやら久万高原町(くまこうげんちょう)という場所みたいだ。
その町からちょっと横道にそれると、大宝寺があります。




44番寺 大寶寺はかなり高い山の上にあります。




大宝寺を参拝した後は、車でさらに坂を登っていくと岩屋寺があります。

45番寺の岩屋寺は駐車場を降りてから徒歩で20分ほど山を登らないといけないので、かなり時間がかかります。

この道を進んでいきます。




道の途中にある大量の仏。





45番寺 岩屋寺。






ここのお寺は岩の外壁に融合するような形をした建物を保有しており、面白い寺の1つでした。








岩屋寺から出て次の寺に向かうと、すぐに自分はかなりの高い地域に居たことを確認させられます。
普通に町があるので、海抜10mくらいに感じていましたが、岩屋寺を出てからはかなり坂を下っていったので、やっぱ高いところにいたことを認識させられます。
山の上にあるのにちゃんとした町を形成しているのは非常に面白いと思いました。





46番寺 浄瑠璃寺



説法石という石が埋め込まれた石のイスでこの寺の見どころの1つです。
近くにいたクソババアが説法石の上にカバンを置くというふざけたことをしていたので、
「弾けろ、ババァ!」と強く思いました。



クソババアのカバンをどかして撮影。
ババアの脳みそ解剖して、そのお粗末な思考回路を誰か解明してくれ。



ここからは寺が近い距離に連続して道後温泉付近まで続いているのでポンポン廻ることが出来ます。


47番寺 八坂寺


八坂寺の本堂の裏は地下に入れます。



なにこれ怖い。



仏様には全て亡くなられた方の名前が書いてあったので、そういう場所だ。



写真に変なところがないか探さないように。




次の寺へ行くときにお昼も結構過ぎていたので、適当なところで昼食にした。

果たしてこの店がどういう位置づけの店なのかはさっぱりわからん。
駐車場は満車ぎみだったので、悪くはなさそうだ。



えび天釜うどんにした。



なるほど、釜揚げうどんとか釜うどんってのはどうやらたらいで出るみたいだ。

薬味は四国で定番のねぎ、ごま、しょうがの3つ。




48番寺 西林寺

寺の前にいた猫が近づいてきたにゃあ。



テクテク。




ズキュゥゥゥゥゥゥン!!






49番寺 浄土寺




50番寺 繁多寺
バスツアーで来るババアどもは歩きが超遅いくせに
道を占領して歩くので邪魔な存在でしかない。


この寺の坊主の看板だけ、顔が独特でした。



石手寺の入口付近。








51番寺 石手寺


ここはなんかここの煙をかぶるのが有名らしく、
老人達が必死に煙にまかれてました。



この日は本当はここで終わりだったのですが、時間があったので、
次の52、53とこの日でクリアすることができれば、
明日はかなり楽に廻れるようになるので予定を変更していくことにしました。




52番寺 太山寺




53番寺 円明寺

ここで寺周りは終了です。
大体16時くらいに終わりました。


予定では松島城は諦めていたのですが、
なんとロープウェイの時間にギリギリ間に合いそうなので、急いで松島城へ。





リフトかロープウェイで山頂に向かうことができます。



都市伝説を具現化したオブジェ。

水道からポンジュース。


リフトは17時で止まるというので行きはリフト、帰りはロープウェイにした。



反対側から変な人形乗ってきた(笑)



山頂の方まで到着。

少し歩いていけば松山城です。











遠くに見えるアイツです。




松島城に間に合ったのはいいが、天守閣に入れる時間は終わってしまいました。
まあ、城ってのは中に入るものじゃなくて外から眺めるものだと思ったので大丈夫です。
近くにいた係員のおじさんにせっかくなのでよしあき君といっしょに写真をとってもらいました。


消火栓は石に埋め込まれています。



ロープウェイで下に降りてきて、そこらへんを撮影。







松山城の看板が右に表示されているのに気を取られて、
最初駐車場を通過してしまった。

時間的に行けないと思っていた松山城に行くことができたのと
明日の日程を大幅に楽に出来る52と53を廻れたので、この日は大成功です。


道後温泉に到着です。

この超巨大な建物の道後館というところに泊まります。



道後温泉の旅館に着くと結構な大きさで驚きました。
旅館内に入ってみるとこの通りです。




すげえところに来たな。



部屋で浴衣に着替え、温泉街に出ます。
道後温泉では浴衣で町を歩くのが流儀です。


道後温泉街並み。













正面にある時計台は30分おきにギミックが動き出すからくり時計で、
その動く姿を見ようと時間付近になると多くの人が広場に集まります。




夏目漱石の「坊ちゃん」に登場する列車、だった気がする。















からくりが動いているとこんな感じ。




道後温泉で日本最古の温泉と言われているところは、
共同浴場の「道後温泉本館」になります。
なので、みんな旅館の温泉に入らずにこの共同浴場にまっしぐらでINしてきます。









温泉はもちろん撮影できないのですが、
石で組まれた浴場で年代を感じさせてくれるいい空間でした。
日本最古の温泉と言われているだけあります。


3階に行くと、夏目漱石の部屋があります。








道後温泉本館の近くにこういう店があることを調べていたのでINします。





宇和島風鯛めしと北条風鯛めしというのを頼みました。
宇和島風は愛南でも食べた生の鯛と卵とたれをごはんにかけて食べるものです。
一方、北条風というのは鯛の炊き込みごはんという話です。


ごはんも食べて温泉入って体も疲れていたので、
この日は一瞬で寝れました。

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1日目(徳島阿波踊り空港~室戸岬)

2日目(室戸岬~37番札所岩本寺)

3日目(37番札所岩本寺~愛南)

4日目(愛南~道後温泉)

5日目(道後温泉~新居浜)

6日目(新居浜~琴平)

7日目(琴平~高松)

8日目(高松~2番札所極楽寺)

9日目(2番札所極楽寺~徳島阿波踊り空港)

高野山でお遍路の締めくくり




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