本文へスキップ

四国八十八箇所巡り、いわゆるお遍路を計画しよう!

困難に立ち向かうことで、

人生が彩られる。

歩きでお遍路のプラン

歩きでお遍路のプラン

トップページお遍路のプラン、モデルコース>歩きでお遍路のプラン

歩きでお遍路のプランとは書きましたが、実際には40日にも及ぶ長い工程になるので、
まずプランを立てたところでその通りにうまくいきません。

なので、基本的にはどのお遍路さんも大まかな計画を立てて旅の状況に応じて工程を組み直していくと思います。
その工程の組みなおし方を説明したいと思います。

スポンサードリンク

単純に考えて1日35km歩けば40日後には88か所廻れているはずなので、
1日の移動距離を測れる何か機械を持っていると旅の工程を組みやすいと思います。
例えば
・GPSを持つ。
・ウォーキングの機械を買う。(カロリー消費のやつとかの機能で歩いた距離が出るやつがある)
・万歩計を装着して、1歩=50cmくらいと仮定して歩数にかけ算してみる。(50cm×7万歩=350万cm、350万cm→35000m→35km)
・直線の道が続く場合は地図を見て目測で距離を測る。(山道はうねりながら進むので目測は難しい)


ウォーキングの歩数計はオムロンやタニタが有名です。

ちゃんと歩数と移動距離を表示してくれる。

1日平均35kmなので、平坦な道が続く場所では1日40kmとか多めに歩いておかないといずれ坂道をずっと登っていく難所にぶつかりますので、
そこで、確実に移動距離が落ちます。

登山をする人ならわかると思いますが、登るよりも降りる方が足の負担が大きいです。
登るときはゆっくりになりがち、降りるときは膝を痛めやすく、足の故障の原因によるタイムロスにつながりやすいです。


私は結構早歩きな方で1kmを15分で歩きます。
大体、町を歩くと人をモリモリ抜いていきます。
自分が人に抜かされて歩くということは滅多にありません。

1時間で4km進む計算だと、1日40km歩くなら、1日10時間歩くことになります。
納経所は朝の7時から夕方の17時まで開いていますので、
朝5時から夜の18時くらいまで移動時間に使えば休憩を入れつつ
40km歩くことができると思います。
休憩込みで活動時間は13時間です。


夜になると都市部はまだ街灯があるから歩けますが、
山間部(特に高知県に多い)は街灯すら存在しないので、
ライトが無いとその時点で命が危ういと思います。
普通の人は大体納経所の閉まる17時で移動をやめます。



宿については歩きの途中で足を痛めて動けなくなって
宿に着けないとか本当にどうなるかわからないので、
大体向こう2日分くらいだけを毎日予約を入れながら移動するのがいいみたいです。


私が岩本寺で夕食を一緒に食べた歩きのお遍路のおじさんは
40日分の宿をすでに予約していると言っていたので、
工程が狂わない自信があるのでしょう。

先に予約してお金を振り込んでおけば
移動時に持ち運ぶお金が少なくなり安心というメリットもあります。


歩きに自信が無い人はまずは2日か3日くらいで
平坦な道が続く1番寺~10番寺、
そしてお遍路泣かせの遍路ころがしの11番寺~12番寺くらいまで廻れば、
最後まで歩けるかどうかの判断になると思います。


とりあえず12番寺くらいまでやってみましょう。
それでダメそうなら作戦を練りなおせばいいだけです。


夏に歩きでお遍路に出る場合、
日焼けのダメージももちろんですが、日焼けすると疲労度が増すので、
風を通し雨に降られてもまとわりつかない素材がいいです。



まとめ

1.大まかな移動計画を立てる。

2.明後日くらいまでの宿を予約する。
 1日35km歩けるかわからなくて不安な場所は
 その日の昼ごろに様子を見て宿を探すといいかもしれない。

3.移動する。
※2と3は旅に出ながらそれを繰り返す。


工程が遅れる原因
・山の登り坂が長く、移動距離が落ちて工程が遅れた。
・山の下り坂で足を痛め、歩くスピードが落ちて工程が遅れた。
・夏にお遍路に出たため、暑すぎて歩くスピードが落ちて工程が遅れた。
・疲れが溜まってしまい、休憩を多く挟んだら移動距離が短くなって工程が遅れた。


スポンサードリンク




お遍路の歩きの日数 も確認しておいて下さい。


バナースペース