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四国八十八箇所巡り、いわゆるお遍路を計画しよう!
四国八十八箇所巡り・初心者編
困難に立ち向かうことで、
人生が彩られる。
お遍路のマナー
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道中に登場するマナーを紹介します。
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・すれ違いあいさつ
お遍路さん同士すれ違った時は挨拶をしましょう。
これはお遍路だけではなく、登山とかでも一般的な話です。
いっしょにきつい旅に出ている仲間みたいなもんですから、
すれ違う時くらい「こんにちは~」とあいさつしましょう。
でも、バスツアーで来てる人達はツアー客同士で話してることが多いので、
無理してあいさつしなくてもいいです。
・ろうそくと線香の立て方
本堂と大師堂でろうそく1本と線香3本を立てますが、
ろうそくは奥の方から、
線香は内側の方から立ててあげます。
手前から置くとあとから来た人の袖が燃えますのでこれもマナーです。
現地のガイドブックに書いてなかったので、
私も手前にろうそくを立てたところ、おばさんに指摘されて初めて知りました。
何のためのガイドブックだよ。
手前から置くと、ろうそく及び線香の場合のそれぞれで腕が燃えることになります。
・感謝の納札
納札は本堂と大師堂に納めるだけでなく、
他の人に何かしらありがたい行為を受けた場合に
渡す習慣があります。
マナーってほどではないですが、知っておいて下さい。
自分の名前と住所が書かれているので、相手が怪しそうな人なら渡さなくてもいいです。
・納め札を盗まない。
こんな当たり前のことをなぜここに書かないといけないか意味がわかりません。
納札の箱から銀・金・錦のお札を探して盗んでいかないこと。
頭の悪い人は平然と納め札を盗んでいくそうです。
しかもその盗品を知人のお土産に渡す人もいるそうです。
・納経所では待つ
納経所というところで、
道中1回は結構長い順番待ちに出くわすのではないかと思います。
その時は墨書きを書いている人の気分次第で先に書いてくれたりもしますが、
基本的には何も文句を言わずに普通の順番待ちのように待ち続けるのがマナーです。
・スタンプラリーをしない。
「
スタンプラリーとは?
」を参照して下さい。
・本堂の正面にいつまでもいない。
ろうそく1本、線香3本、納札1枚、お賽銭を入れた後に
本堂の前でお経を読みますが、
本堂の正面に立つとあとから来た人がお賽銭とかやりづらくなるので、
人が多めの時は本堂の正面に立たずにちょっと脇に立ってお経を読みましょう。
・車の譲り合い
車(レンタカー)でお遍路に出た場合、
7割くらいの確率で細い一車線の道を通らないとお寺に着きません。
細い道では互いに譲り合って進みましょう。
ガードレールの無い崖の道で
崖ギリギリまで車を寄せてすれ違った時が一番怖かったなぁ。
・ゴミを放置して帰らない。
お遍路以前にこんなこともできない人間が家の外に出ること自体が大きな間違い。
地球はゴミ箱ではない。
参拝はまじめにしているのですが、
ゴミのポイ捨てをしている方が多く地元の人々が困ってます。
野宿した時に食べた弁当・飲み物をそのまま置いて出発したり、
遍路道にはペットボトルが色んなところにあります。
・野菜や果物を勝手に取って行く。
お遍路以前に純粋に刑法上の窃盗罪に該当するので、これを行った方は犯罪者です。
十善戒にも抵触するので、何のためにお遍路に出ているのか理解できません。
・私有地で勝手にテントを張ったり野宿したりする。
刑法上の住居侵入罪に該当しますので、警察を呼ばれたらアウトです。
・路上駐車で車中泊しない
「お前の道じゃないだろ!」とか、そんなのもいるそうです。
不思議なもので、
お遍路に出ると自分の煩悩(悪い考え、転じて悪い考えから行われる行動))が
ハッキリと表に出てしまいます。
道中に自分のマナーの悪さに気付かされたら今後の人生で修正して下さい。
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