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四国八十八箇所巡り、いわゆるお遍路を計画しよう!

困難に立ち向かうことで、

人生が彩られる。

お遍路中のルール(十善戒)

トップページお遍路中の行動>お遍路のルール(十善戒)

お遍路さんが守るべき十善戒(じゅうぜんかい)というルールがあります。
この言葉はお経の中にも含まれており、
1つの寺で本堂と大師堂の2回、
「私はこれらのことを守ります」という誓いをします。


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十善戒(じゅうぜんかい)

 一、不殺生(ふせっしょう)
  むやみに生き物を傷つけない。

二、不偸盗(ふちゅうとう)
  人の物を盗まない。

三、不邪淫(ふじゃいん)
  異性に対するよこしまな気持ちに
  ふけらない。

四、不妄語(ふもうご)
  うそをつかない。
  誤った言葉や悪意の言葉を言わない。

五、不綺語(ふきご)
  無意味なおしゃべりはしない。
  飾った言葉は言わない。

六、不悪口(ふあっく)
  悪口を言わない。

七、不両舌(ふりょうぜつ)
  筋の通らないことを言わない。
  誰に対しても真実をしゃべる。

八、不慳貧(ふけんどん)
  欲深いことはしない。
  少ないときはわかちあう。

九、不瞋恚(ふしんに)
  耐え忍んで、怒らない。
  慈悲の心で人を見る。

十、不邪見(ふじゃけん)
  間違った考え方をしない。
  物の本質を見る。

2番札所の極楽寺に泊まった時に、
住職が不在であったためお弟子さんがありがたい話として、
1個目の不殺生についてお話をされました。


命を大切にするということで、
お釈迦様はアリを踏まないようにいつも地面を見て歩いていたという話がありますが、
私たちがいくら注意しても無意識のうちに何かを殺している場合もあり、
私達では実質不可能だとおっしゃってました。


車を走らせていただけで車のフロント部に虫が死んでいました・・・
私たちが生きている以上、殺生をしないというのは確かに不可能です。



そこで、生き物を殺してしまっても「申し訳なかった」と思う気持ちが大切だそうで、

「人間に害を与える昆虫なんか死んで当然だ」

なんて思っていると地獄に落ちると言っていました。

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