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四国八十八箇所巡り、いわゆるお遍路を計画しよう!
四国八十八箇所巡り・初心者編
困難に立ち向かうことで、
人生が彩られる。
宗教や宗派の違いについて
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弘法大師は
真言宗の偉い人なのでお遍路で廻る寺はほとんど真言宗の寺
となりますが、
宗教は関係なく、功徳を積むために遍路に出ても構いません。
「ほとんど真言宗の寺」と書いたのは真言宗じゃないお寺もあるからです。
11番 藤井寺 臨済宗
15番 国分寺 曹洞宗
33番 雪蹊寺 臨済宗
43番 明石寺 天台寺門宗
59番 国分寺 真言律宗
78番 郷照寺 時宗
82番 根香寺 天台宗
87番 長尾寺 天台宗
四国八十八カ所の寺は弘法大師ゆかりの寺院ですが、
廃寺になったりして、その後真言宗から改宗したというとか様々な経緯で、
様々な宗派で現在は構成されています。
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全国的にも信者数の多い、
浄土真宗、その他多くの宗派の人達も大勢お参りをされています。
古くから存在する宗派は、
基本的に他の宗派の非難は行わないということが根底にあり、
四国八十八か所の寺院でも、他の宗派の方を普通に受け入れています。
世界には無数の宗教があって大勢の方が信仰しています。
しかし、信じるところは違っても功徳(くどく)を積むという観点で言えば、
誰にも共通する同じ気持ちでは無いでしょうか?
だから、宗派が違うから、あるいはクリスチャンだから云々は別にして、
お遍路を通じて功徳を積みたいと思ったのなら、
それは誰にも否定されることはありません。
真言宗は空海(弘法大師)によって平安時代に開かれた密教をベースにした仏教です。
ちなみに仏教には大きくわけて以下の15もの宗派が存在しています。
※数を数えるためのナンバリングで、優劣はありません。
1.法相宗(ほっそうしゅう)
2.倶舎宗(くしゃしゅう)
3.三論宗(さんろんしゅう)
4.成実宗(じょうじつしゅう)
5.華厳宗(けごんしゅう)
6.律宗(りっしゅう)
7.天台宗(てんだいしゅう)
8.日蓮正宗(にちれんせいしゅう)
9.日蓮宗(にちれんしゅう)
10.浄土宗(じょうどしゅう)
11.浄土真宗(じょうどしんしゅう)
12.真言宗(しんごんしゅう)
13.臨済宗(りんざいしゅう)
14.曹洞宗(そうとうしゅう)
15.黄檗宗(おうばくしゅう)
※図の出展:
関越聖苑様より
細分化するともっと多くの宗派がありますが、日本にはそれだけの立場の違う宗派があっても真言宗ではそれらを尊重し、お遍路を行うことを尊重しています。
私が中学の社会の授業で学んだ際は、
・天台宗
・真言宗
・浄土宗
・浄土真宗
・曹洞宗
あたりが記憶に残っていますが、一般の学校の勉強では触れられていない多くの宗派が存在します。
知らないことはまだまだあって大人になってからの方が圧倒的に勉強量が多いと感じます。
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という私も・・・
実は親がキリスト教でして、
私も赤ちゃんの頃に洗礼と言って
キリスト教に入る儀式を受けたそうです。
今では親の影響を受けずに
私はどの宗教も信仰していませんが、
そんな本質はキリスト教で
現在特に決まった神を信仰をしていない私でも
功徳を積むためにお遍路に出てもいいのです。
「お遍路の目的のページ」でも書きましたが、私は仏教を信仰している人間ではないですが「日本人なんだから一度は日本の文化であるお遍路について自分の身をもって知りたい」という知的好奇心がお遍路の動機の1つになっています。
私のように文化を知るためにお遍路をする人もたくさんいると思います。
私の体験ではせっかくお遍路に出るのだから、お寺の宿坊に宿泊する日を何回か設けようと思って2日目の夜は37番寺の岩本寺に泊まりました。
その際にオランダから兄弟でお遍路に来たという方と一緒に晩ご飯の食事を共にしましたが、仏教を信仰しているわけではなく、同じように日本の文化を知りたいという目的だとおっしゃってました。
しかもすごいのが、なんと歩き遍路をやっているということでした。
その晩ご飯にはあと2人日本人のおじさんもいて、合計5人で会話をしながらご飯を食べましたが、私以外はみんな歩き遍路をしているそうで驚きました。
歩き遍路は費用も時間も車のお遍路に比べたらたくさんかかるもので、実際歩き遍路を行う人は少なく、車でお遍路を行う人の方が圧倒的に多いです。
私は今でも仏教を信仰しているわけではないですが、こうやって多大な時間をかけてホームページをわざわざ自分で作成するほどにはお遍路という文化を愛して、敬意を表しています。
なかなかこうやって総合的に全てを教えてくれるお遍路のサイトはホームページ作成当時の2013年には全く無かったので、社会のためになればと思い作成してきました。
今では多くの人に閲覧してもらって、社会貢献出来ているという喜びがあります。
これもお遍路によって私の人生がプラスになった効果であると言えます。
お遍路に出て本当良かったと思います。
これもお遍路の本来の目的である「功徳を積む」の効果なのでしょう。
すなわち「良い行いをした結果、意図せずとも良い報いを受ける」ということです。
それを今でもずっと感じながら生きています。
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